今春は初詣にはじまり、連日様々な賀詞交歓会や新年会に参加をさせていただき、
3年ぶりに多くの皆様と直接対面をして新年のご挨拶ができました。
いよいよコロナ禍から脱却し、新しく第一歩を踏み出せたとの思いで、胸がいっぱいになりました。
今年の干支は「卯」で、大きく飛躍をする年とされています。コロナ禍を乗り越え、デフレ経済を克服しなければなりません。
そのためには適度な物価と賃金上昇のもと景気の好循環の芽を育んでいく必要があります。
来月の議会では自民党を代表して質問に登壇させていただきますが、
これからの京都府政をどう飛躍させていくのか、西脇知事に問いたいと思います。
早いもので議員改選の任期まであと数か月となりましたが、引き続いて頑張れるようにお力添えを宜しくお願い致します。
●「ゼロゼロ融資」の借換、新規や借増にも対応する融資制度ができました
3年に及ぶコロナ禍は、多くの事業者に多大なる打撃を与えました。
その間の資金繰り支援として無利息・無担保融資、所謂「ゼロゼロ融資」が創設され、
これによって事業を継続できた事業所も数多くあったと思われます。
しかし、その3年の無利息・返済猶予期間がそろそろ終了し、
いよいよ元利金の返済が始まる時期を迎えています。
とはいえ、昨年からの物価高騰や人手不足により事業経営はより厳しさが増しており、救済策が求められていました。
この度、返済・据置期間を更に延長できることや、追加の資金も支援できるように融資制度が拡充されましたので、ご活用を提案します。
すべての事業者にとり経費負担が軽減されるものではありませんが、新たな資金としてもご利用できます。
詳細をよくご確認いただき、各金融機関へ相談されてみてはいかがでしょうか。
【伴走支援型経営改善おうえん資金 制度概要】
https://www.pref.kyoto.jp/kinyu/documents/12_chirashi050110.pdf
●伝統工芸の魅力を発信する地域商社「京都アンプリチュード」が中京区に誕生
“地域商社”をご存知でしょうか。“地域商社”とは、地域金融機関が出資しその地域内で活動する法人で、
魅力ある産品を発掘・開発し、販路を開拓、地域外からの収益を地域内に呼び込むことを基本的なビジネスモデルとしています。
堀川御池近くに先月オープンしました「京都アンプリチュード」もその一つで、12日(木)に訪ねました。
モダンなデザインの西陣織や清水焼、竹細工、唐紙などをインテリアとして、
国内外の設計事務所や建築会社へ紹介し宿泊施設などへ内装として販売するもので、
京都中央信用金庫が全額出資し信用金庫業界では全国で2番目の設立とのことです。
京都の秀逸な伝統工芸品を一堂に集め、展示販売されているところはこれまでになく、京都の技の凄さを堪能できます。
伝統を保存継承してくうえでも新しい試みで、是非、一度訪ねてみてはいかがでしょう。
【京都アンプリチュード ホームページ】
https://www.amp-kyoto.co.jp/
首藤社長と ショールームで
●“温暖化”という環境に、それぞれの地域で適応していくことこそが大事!
11日(水)、京都市北区の総合地球環境学研究所内にある「京都気候変動適応センター」へ訪問しました。
このセンターは、京都府・京都市及び総合地球環境学研究所の協定のもと2021年7月に設置され、
地域の自然と社会の状況に応じた気候変動適応策に取り組んでいます。
安成センター長は、「温暖化問題の解決は、単に地球全体でCO2を抑制すればいいという問題だけではなく、
私たちが身近な自然で、かつ長い歴史と文化を持った地域社会の中で、どのような新しい社会がありえるかを、
同時に考えていく必要がある。」と力説されました。
温暖化の問題は待ったなしの課題になっており、すべての人間が向き合わなければなりません。
京都ならではのビジネスにつなげる適応策をセンターでは模索されており、最先端の取組みに感動を覚えました。
【京都気候変動適応センター ホームページ】
https://kccac.jp/
総合地球環境学研究所内で