コロナ禍もようやく収まり賑わいが戻る年始のはずが、北陸能登半島で大地震が発生し、
羽田空港では関連する航空機の事故により、貴重な人命を失う予期できぬ災害に見舞われました。
お亡くなりになられました方々にお悔やみを申し上げると共に、被災をされました方々にお見舞いを申し上げます。
京都府を含め全国から救助活動に駆けつける人々も多く、被災者支援にご尽力をいただいています皆様に敬意を表します。
今年の十干十二支は「甲辰(キノエのタツ)」で“新しい成長を努力しながら形創る”の意があり、
これを個人的には『突破』と理解しています。
これまでの慣習を見直し新しい取組を進め、困難と闘う努力をしながら慎重により良い京都府創りに汗を流して参ります。
来月4日には京都市長選挙が行われます。引き続いて府市協調体制がとれる候補者への支持を宜しくお願い致します。

● 産業創造リーディングゾーン「アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都(ATVK)」がオープン
12月25日(月)、昨年10月末にオープンした話題の『ATVK』 を訪ねました。
大山崎町にあるマクセル京都の遊休地を京都府が長期間借り受けて、「アート」と「テクノロジー」をキーワードに国内外から人と知恵を集め、
異業種・異分野の企業や大学等が連携して、分野や業種の枠を超えた技術革新にチャレンジする産業創造リーディングゾーンのひとつです。
コワーキングスペースやイノベーションスペースなどもあります。一般の方はもちろんのこと、
特に新産業創出や次世代を担う起業家の方は新たなチャンスを求めて是非一度訪ねてみてください。参考になるはずです。ATVK正面入口前「ヤッターワン」

【京都府「アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都について」ホームページ】
https://www.pref.kyoto.jp/kikakuriji/arttechnology.html

【アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都 ホームページ】
https://atvk.kyoto/

● ガソリンに替わる『合成燃料(e-fuel)』を求めて、けいはんな『イーセップ』へ
5日(火)、けいはんなオープンイノベーションセンター(精華町)に入居するイーセップ株式会社の澤村社長を訪ね、
合成燃料(e-fuel)を製造する技術とその将来展望についてお話しを聞かせていただきました。
合成燃料とは、CO2(二酸化炭素)とH2(水素)を合成して製造される燃料であり、
複数の炭化水素化合物の集合体で、“人工的な原油”とも言われています。
主に空気中の二酸化炭素を原料として作り出されるのでカーボンニュートラルな燃料となります。
ガソリンとほぼ同じであることから既存のエンジンや給油設備が利用できるなど追加の社会資本投資が掛からない大きな利点があります。
現在はそのコスト面等での研究が急ピッチで進められていますが、この合成燃料を製造する技術を高める過程で得られた目から鱗の技術が凄いんです!
これは世界を席巻するもので、万博でのお披露目に向けて乞うご期待!!イーセップ 澤村社長と

【イーセップ ホームページ】
https://esep.kyoto/

● 三条大橋の補修・修景工事完了、周辺河川敷ではライトアップの社会実験をしています
16日(火)、令和3年度から着工した三条大橋の木製高欄、舗装及び防護柵等を更新する
「三条大橋の補修・修景」が完了し、完成式典が行われました。
それにあわせて予てより協議されてきました鴨川の魅力向上に向けたまちづくりをすすめるために、
鴨川周辺(三条~四条間)で夜間景観づくり(ライトアップ)の社会実験が行われています。
期間は来週の22日(月)午後10時までです。
京都市では、魅力的な夜の景観づくりに取り組み、新たな価値の創造、地域の活性化や生活の豊かさの向上を目指しています。
是非一度現場を訪れていただき夜間景観の在り方についてもご意見いただければと思います。

【鴨川(三条大橋南側)における夜間景観づくりの実証実験 広報資料】 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/cmsfiles/contents/0000320/320510/20231214kouhou_yakankeikanjikken.pdf

【鴨川(三条大橋南側)における夜間景観づくりの実証実験 アンケート】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSetM0wrXLCt8TQSmc2FZaOtMg88768BGRIxSiMqZtugVfdWig/viewform?pli=1

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