先月26日に京都府議会2月定例会で取りの一般質問を行いました。
その中で「京都文化博物館」を事例に老朽化対策と合わせた多目的化整備について持論を展開し、
文化関連施設をはじめとして積極的な施設整備への計画的な投資を要望しました。
加えて、予算特別委員会の総括質疑で西脇知事からは長年の懸案であった『アリーナ整備』について、
向日町競輪場と併設する案が公表され、文化関連施設整備の大きな流れが動き出しました。
あとは順次整備が繋がっていくことを願うばかりです。
また、それらに先立つ22日には「青木よしてる後援会総会・懇親会(北原茂樹会長)」を挙行していただき、
多くの方にご来場をいただきましたことに感謝を申し上げます。
地域力が全ての源泉でありますので、足元をしっかりと固め広げるように取り組んで参ります。2月定例議会での一般質問後援会総会・懇親会での挨拶(ANAクラウンプラザホテル)

● 大阪が叫ぶ「教育無償化」を上回る私立高校の授業料補助の拡充です。
京都府内の私立高生徒を対象に授業料の補助を京都府独自に行う「あんしん修学支援制度」が拡充され、
前年度比2億6千万円を増額し総額で34億円あまりを補助します。
これまで最大で98万円の補助を行ってきましたが、補助額が手薄だった
年収590万円~730万円の世帯に対し6万5千2百円引上げて、上限を26万4千円とします。
また、同時在学加算も年収910万円まで広げられます。
大阪では無償化と称し全校に対し補助上限の縛りをかけているので自由度が低く、
生徒たちが家庭の経済状況に関わらず、本人の希望に応じて学べる京都府の制度を支援します。
【あんしん修学支援 ホームページ】
https://www.pref.kyoto.jp/bunkyo/documents/a4_anshin-syugaku-shienseido_chirashi_olmae.pdf

● 長田野工業団地(福知山市)で進む「水素社会の実現に向けた実証実験」と「旅先納税」
12日(火)、福知山市にある長田野工業団地のSECカーボン京都工場に伺い、
京都府の進める水素社会の実現に向けた「燃料電池フォークリフト」への水素充填の実証実験を視察しました。
当日は「水素セミナー」も同市において開催され全国から多くの関係者が集われ注目されていると実感しました。
その日は福知山市内に宿泊しましたが、旅先納税である「海の京都コイン」を利用させていただき、
水素社会の勉強をするとともに府内経済の振興にも協力できました。
京都市民の方は、ふるさと納税をされる場合できるなら地域還元のためにも京都府内の市町村(京都市は除く)でご利用されるようにお願いします。

自走式水素ステーションの前(長田野工業団地)旅先納税利用時のスマホ決済画面

【海の京都コイン ホームページ】
https://www.uminokyoto.jp/coin/

● 京都府内(京都市を含む)の小中高生を「EXPO2025 大阪・関西万博」に無料招待
開会まであと1年余りとなった「EXPO2025 大阪・関西万博」ですが、府内の小中高生(一部除く)を学校行事として参加する場合、
入場料を京都府が全額支援します。
開会が間に合うのかなど様々な憶測を呼んでいますが、百聞は一見に如かずで、
さきしまコスモタワーからこの目で建設中の現場を先月28日に眺望しました。
話題のリングは3割ほどが見て取れましたが、その他はほぼ更地状態でした。
基本的には仮設建築物と思われるので工期は短いと思われますが、建設業界の2024年問題もあり心配は募るばかりです。
また同日、こちらが主目的でありましたが大阪南港に寄港中の米国海軍“強襲揚陸艦「アメリカ」”に乗船させていただき、
装備を見学させていただくとともにそのミッションを学ばせていただきました。
東アジアの安全保障のために一役も二役もかってもらっています。強襲揚陸艦「アメリカ」甲板からさきしまコスモタワー展望台から万博会場を望む