最近、「3年ぶり」という言葉をテレビや新聞だけでなく地域でも聞くようになりました。
祇園祭りの山鉾巡行、鴨川納涼、子供たちのラジオ体操、地蔵盆など徐々にですが
コロナ禍前に戻りつつあると感じています。とりわけ高校野球のブラスバンド応援などを聞くと
「日本の夏」の元気を感じさせてくれます。そろそろ、コロナと共存する「ウィズコロナの暮らし方」を
考えられるようになってきたのかなと感じています。
しかし、コロナ感染第7波の収束は未だに見通せていません。弱毒化しているとも言われ、
待機期間の見直しなど防疫制度の改善が行われていますが、高齢者の重症化リスクは高いようです。
帰省や旅行にあたっては、やはり、感染対策をしっかりして「3年ぶり」の行動制限の無い楽しいお盆をお過ごしください。
もちろん、熱中症対策「こ・え・か・け」もお忘れなく!

●一石六鳥?!下水汚泥の堆肥化の先進事例を見てきました

4日(木)、九州の佐賀県、「佐賀市下水浄化センター」へ伺い、
下水処理から発生する汚泥を堆肥化し、有機農業やバイオマス発電へ活用する先進的な取組を視察してきました。
下水から発生する汚泥の処理は、多くの施設では汚泥を焼却し産業廃棄物として埋め立て処分され、
その処分費は自治体の大きな負担となっています。
そこで佐賀市は、全国に先駆けて10年以上前から汚泥をバイオの力で堆肥化させる循環型の処分に取り組んでおられます。
①自然環境の保護②農業の振興③経済の振興④食糧の品質向上⑤食料の安全保障⑥下水処理の経済性
という6項目で効果があり、まさに六鳥。
環境を保護することが社会を豊かにする典型的な良い事例を見せていただき、
今後の環境対策について大切な考え方を学びました。


汚泥堆肥化フローチャート

堆肥化施設の前で

 

●「生涯現役」のためのクリエイティブセンターが満1歳です

10日(水)、京都経済センター内にある「京都府生涯現役クリエイティブセンター」へ伺いました。
1周年を迎え、その重要性が再認識され施設が拡張されるとともに、6月議会で強化事業費が補正されました。
センターの主な役割はリカレントやリスキリングを推進することで、人生100年時代を迎えるにあたり注目を集めています。
開設一周年の記念イベントとして、今月28日(日)午後3時から西脇知事とセンター長が「学びと挑戦」について対談予定です。
(詳細は添付資料を参照してください)
また、足立事務局長さまから、センター主催の「リカレント研修後期分)」の参加者募集の紹介をいただきました。
「幅広い年齢層に受講していただけるよう無料で提供させていただいておりますので、ふるって参加してください」とのこと。
タイムリーな課題に取り組まれているセンターの強い意気込みを感じました。


1周年記念イベント チラシ

足立事務局長とセンター前で

【センター開設1周年記念イベント】
https://recurrent-kyoto.com/events/3705/
【10月開講 リカレント講座】
https://recurrent-kyoto.com/training/#training

● 『第21回 福祉懇談会』に出席しました

6日(土)、毎年1回、20年以上も続けて開催されている
「中京区身体障害者団体連合会」の懇談会に出席させていただきました。
幅広い課題について、ご質問、ご要望をいただき津田大三京都市会議員とともに回答をさせていただきました。
これらの質問、要望の対応については、毎年、京都府・京都市の担当部局の方が真摯に取り組んでいただいており、
着実に住みよい社会へと変わってきていると感じています。
ところで、この会を主催しておられる日野勝会長は京都市みぶ身体障害者福祉会館の館長ですが
日野館長の相談110番」として、障害者に関する様々な相談に応じておられます。
「困りごとがあったら、何でも相談してほしい」とおっしゃっていました。


開催を待つ会場の様子