梅雨の真っ最中のはずですが、あまり雨も降らず猛暑の中、熱中症に注意が必要・・・と、
メールニュースの下書きをしていましたが、
なんと、たった二週間で、火曜日に梅雨が明けてしまいました。
昭和26年に観測が始まって以来、最も短いそうです。
「宵山に梅雨は明けるのか」と気をもむ例年とは大違い。
こんな年の夏は猛暑になったり、大型の台風が来たりすることがあります。
家庭や職場での暑さ対策、防災対策を点検してください。
さて、来週10日は参院選の投票日です。
日本の未来を決める重要な選挙ですので、必ず投票しましょう。
近年は「期日前投票」が簡単になっています。
一人ひとりの意思表示の結果として投票率が高くなること大切だと思います。
●「一日でも早い支援を」の声に応え省エネ・物価高騰対策を先行可決!
小規模事業者さんらが職場のエアコン等を省エネ機器に更新することに対して緊急に支援をする予算を、
一般の補正予算に先駆けて11億円の執行を可決しました。
現下の厳しい経済情勢に対応するとともに、環境問題などにも対応するため、
積極的に省エネ機器や経営効率化のためのシステム導入を行うことを支援します。
補助率3/4(上限50万円)。10年前のエアコンを取り換えると電気代が安くなり元がとれるという話があるくらいです。
詳細については、1週間後くらいに京都府よりプレスリリースがありますので、是非とも活用してください。
【京都府「原油価格・物価高騰等小規模事業緊急支援補助金」】下記アドレスの4ページ
https://www.pref.kyoto.jp/yosan/documents/07_r4_6ho_shoko.pdf
●京都大水害を考える
一昨日6月29日は、京都の防災にとって忘れてはいけない日です。
今から87年前(1935年)市内全域に大きな被害を出した「昭和10年京都大水害」が発生した日です。
私はこの日を「京都市域の防災を考える日」だと思っています。
この水害は鴨川の水害として知られていますが、
実は京都市域全体の被害が大きく、83名の方が死傷され、4万軒を超える家屋が被災しています。
合わせて、この災害は台風によると思っておられる方が多いですが、梅雨の末期の大雨による被害です。
災害情報は記憶されにくいと思っています。
その後、防災インフラの整備は進んでいますが、「災害は忘れたころにやってくる」のとおり、油断大敵です。
過去に学び「命を守る行動」を考える契機にしましょう。
〇京都大水害の被害状況 ( )は鴨川関連
死傷者 83名 (12名)
家屋流出 187棟 (137棟)
家屋全半壊 295棟 (158棟)
床上床下浸水 43,289棟 (24,173棟)
三条大橋付近(昭和10年6月29日) 出典:京都府HP
●熱中症に注意しましょう
早くも猛暑となっています。熱中症の予防法を京都市の広報ポスターから
「こえかけ」で熱中症を予防しよう
こ→こまめな水分補給
え→エアコンの活用
か→快適な環境づくり(マスクの適切な使用を)
け→健康管理をしっかりと
出典:京都市HP